最近、スウェーデンに2組のカップルが引っ越して来てきまして。うちの家が溜り場と化しており、非常に賑やかになっております。
そんな中、関西人としてどうでもいいわ!と突っ込む会話が多過ぎたので、ストレス発散とともにブログに書いておこうと思います。
1、自分の方が不幸自慢
今の仕事の不満を言い始めると、過去のインドの会社がどれだけブラックだったかを永遠と話してくる友人。深夜まで帰れなかったとか、会社のインターネットが遅くて1ファイルダウンロードするのに24時間かかったとか。過去の自分の不幸ネタを武勇伝として語ってくる。
2、自分の親や親戚がやばい話
誰かが親や親族の話をし始めると、もうナイアガラの滝の如く溢れ始め、止まるところを知らないこのトピック。「親が子どもはまだかと急かしてくる」から始まり、「親を置いて海外に出るなんて身の程知らず、と親戚から言われた」「旦那を台所で働かせないで(家事させないで)」と結婚式で言われた、などなどもうこのトピックだけで夜が明けてしまうほど。聞いている方は結構辛い。
3、インド映画・音楽の話
これは結構喧嘩並みにディスカッションが白熱する。やれどの俳優が好きだ、嫌いだ。あの映画は良かった、クソだろ!的な話。結構最近の映画のネタから火が付き、過去作にどんどん遡って行くので終わりがない。しかも誰かがクロムキャストで映画のトレーラーを流し始めたら、もうその夜は終了。
4、自分のお父さんのお父さんは金持ちだった
ほぼほぼの確率で、「お父さんのお父さんはラジャスタンにめちゃくちゃ土地持ってた」みたいな、親族の誰かの祖先は超金持ちだったけど、今は中流階級。みたいな話が出る。多分、お父さんのお父さんの時代はまだ国が土地を整備してなかったこともあり、結構自由な領地配分されていた時代があったのだろう。真実か虚偽かはどちらでも良いが、今そのお金がないのだから永遠にこのネタを話すことになんの意味があるのだろと思わずにはいられない。
5、結婚式ドラマ(女子のみ)
自分の結婚式のゲストが数千人だったとか、いくらかかったとか、当日のメイクアップが気に入らなかったとか、ヒンドゥー教の結婚式取り仕切る司祭にこんなこと言われたとか。新郎のおばさんにこんなこと言われたとか、すげーどうでも良いドラマ話が止まらない。しかもエンゲージメントとセレモニーとかインドの結婚式は1日だけじゃないから、それ関係の話になるとまじで止まらない。
6、お見合い結婚系のドラマシリーズの話(女子のみ)
最近ネットフリックスとかでインド人のマッチメイキングをしている女性のドラマシリーズがあるんですが、その話が止まりませんよ。私的にはその手のドラマは苦手で、こう動物園感あるというか、インドのお見合い結婚というテーマを欧米目線から見て少しエンタメ的な感じに切り取ってる感じがあって、少し悲しくなるので、見ないんですよね。別に悪い物だとは思わないんですが、自分とはあわないテーマのドラマなので、ずっと話されてると苦痛。
7、チャロ!からの2、3時間
「チャロ!(行こう!)」って意味なんですが、会話が終わって、「OK,チャロ!ランチ行こう!」ってなってからシャワーを浴び始める友人。もちろんうちには1つしかシャワールームがないので4人がシャワーを終える頃にはすでに2時間経過。さらに全員シャワー後に集まって、どこにランチに行くかを話し合ってるうちに話が白熱して、すでに「チャロ」と言ってから3時間。もうランチどころか夜ご飯だわ。
8、他人の会話を遮ってまで話をする
これはすごい。他の人が話してるのを遮って自分の話をしてくる。最後まで聞けや!って思うけど、話を遮られたくないときはめちゃくちゃ声が大きくなる。友達間の会話でそこまで白熱して自分の意見を通したいことがあるんだろうか?そこまで大切なメッセージがあるんだろうか。友達思いなんだろうか、それともオチまで一気に話て笑いをとりたいんだろうか。きっとそうなんだろう。
9、そんな重要な内容ではない
実は話していると言う事象が好きなだけで、特に中身はないことが多いので、実際に会話の中にいても、意見を聞かれることはほぼない。ほぼない、と言うか99%ない。友達通しでうだうだどうでも良いことを話してるのが好きなんだと思う。そこに論点や着地点はない。なので、聞いているとイライラしてくるので、全て聞き流すことにした。むしろ興味のないトピックの時は、「ちょっと水飲んでくるわ」と言って1時間くらい消えてても多分大丈夫なレベル。夜は「眠たいので先に寝ます」と言ってスルーするようになりました。
「どうでも良いわー」って思う会話な時は、無理せずスルーすることもメンタルヘルス的に重要なんだなーと感じた先週末の話なのでした。