インドネタまとめ, 欧米ネタまとめ

インドの人と話す時に使えるPRISMコミュニケーション方法


なぜか私の言っている要望がインドのローカルの人に伝わらない。伝わっていない?なんてことありませんか?

家の本棚を片付けていたら昔のコミュニケーションマーケティング本が出てきました。懐かしく読み返してみると、なかなかインドでも使えそうな良いコミュニケーションテクニックなので、少しまとめてみました。

 

コミュニケーションとは?

そもそもコミュニケーションとは、話し手受け手メッセージの3つによって成り立っています。

 

コミュニケーションがうまくいきやすいのは?

 

みや
あぁこの人の話わかりやすいなぁ

 

とか、逆に

 

みや
この人の言ってること、全然分からんわ

 

っていう時ありますよね。

 

コミュニケーションがうまくいく理由として、話し手受け手の育ってきた環境が一緒だったり、価値観が似通っていたり、趣味が同じだったり、世代が同じだったり、会話のタイミングが良かったり、はたまた会話の期待値が同じくらいだったりするとコミュニケーションのキャッチボールがスムーズにできると言われています。

 

日本だと、私は飲み会の席で世代や業界「あるあるネタ」で共感しあって仲良くなったり、お互い共通の友人がいると、あぁこっち系の人なんだな、みたいな判断で結構コミュニケーションをとることも多かったです。価値観とかが合わなければ、干支とか血液型とか星座とかで「あー一緒ー!」みたいなちょい低めの共感から積んで行くみたいな場面もよくありましたね。

 

これがインド(海外)となると、育ってきた環境も違う、価値観もなんか違いそうだ、趣味のクリケットなんかわからない、世代も違う、会話のいいタイミングってなんなの?会話の期待値ってなに?血液型、知らない。干支?何それ?みたいな、もう何から何までどこからコミュニケーションをはじめればいいのかわからないこともたくさん出てきます。

 

 

そんな時はPRISM!

このPRISMコミュニケーションは、そんなコミュニケーションの計画をする時の過程に必要な検討事項です!

 

では見ていきましょう。

 

PRISMのPはPurposeのP

Purposeとは目的です。あなたが話し手として

– なぜこの会話をしたいのか?するのか?
– この会話から得たい結果は何か?

をきちんと会話の目的を認識することがまずは始まりです。闇雲に話しても相手には伝わりません。

PRISMのRはReceiverのR

Receiverとはあなたの話を受ける相手のことです。

– 誰と話しているのか?
– 私は彼/彼女たちについて何を知っているのか?

話の受け手を知ることも大事です。会話の言語は英語ですればいいのか?ヒンディー語の方がよく通じるのだろうか?この人の文化背景は何なんだろうか?どういうバックグラウンドがあるんだろうか?なんていうのも知っているとコミュニケーションがうまくいきます。

 

PRISMのIはInteractionのI

Interactionはインタラクション、対話、交流、相互作用という日本語の対訳があります。これは

– 受け手に自分が言っていることを理解してもらう最善の方法はなにか?

もし言葉が通じないのであれば、図や絵を描くのも方法ですし、相手が短気な人なら、なるべく短く強く要点を伝えるようにするなどの、自分と相手の間で一番理解しやすい方法を見つけることです。プレゼンテーションなんかで、グラフを使ったり、写真を貼ったりするのもそうですね。インドだと英語でも伝わりにくい、もしくはミスコミュニケーションが起こりやすいので、プロジェクト関係図なんかをホワイトボードに書き出したりすることも多いです。

 

PRISMのSはStrategyのS

Strategyはストラテジー、戦略の意味です。

– この会話における計画は何か?
– どのように、最初に立てた目標に到達するつもりか?

何においても目的に到達するには戦略が必要。どうやって会話を進めていけば、スムーズに自分の言っていることを相手に納得して、了承してもらうことができるだろうか?というものです。「ダイエットで5kg落とす」というのが目標であれば戦略は「1ヶ月間1日のカロリー摂取量をXXX以下にして、エクササイズを1時間行う」といったものです。

 

PRISMのMはMessageのM

ご存知の通りMessageはメッセージです。伝える情報/内容です。

– 私はどういう言葉を使いたいのか?
– 私の言葉のチョイスは目的を相手に伝えるために最善か?
– 私は受け手に何を覚えておいて欲しいのか?

というものです。人はたくさんの情報を瞬時には覚えられません。海外では3ルールと言って、人が大体一度の会話で覚えられるのは、3キーワードまで。というリサーチもあります。なのでプレゼンテーションなんかでも短く3項目に絞って書かれていることがよくあります。だらだらと曖昧な言葉で伝えるのではなく、的確で短く、相手が記憶できる言葉や文章に考慮しよう。というものです。

 

このPRISMが明確になっていれば、インドのお手伝いさんでも、インドの会社のインタビューでも、はたまたどこの国でも使えるコミュニケーション能力が身につきます!

PRISM

コミュニケーションを計画する時の過程に必要な事項

Purpose:目的を明確にもつ
Receiver:受け手を分析
Interaction:最善の対話方法は何か?
Strategy:戦略をもつ
Message:あなたの言葉は最適か?

 

 

自分の言いたいことだけをやみくもに相手にぶつけるのではなく、なぜ伝わらないのか?なぜ理解してもらえないのか?一度、PRISM使ってみてコミュニケーションの過程を見直してみるのもいいかもしれません。

 

まぁ海外だけでなく、母語が同じ日本人同士でも言えることなんですけどね。