欧米ネタまとめ

ロンドンの英国ロイヤルオペラでオペラ鑑賞『ラ・ボエーム』2018


旦那がインドに出張中なので、ロンドンに遊びに行って来ました!*今回はインドの話でもゲームの話でもありません。

仕事も含めロンドンには7、8回目の訪問で、ちょいちょい自分のお気に入りのショップとか、どこに行ったら何がある的な感覚が掴めて来た感じですが、それでも訪問するごとに新しい店が出て来たりとワクワクする冒険の街です。

 

今はスウェーデンに住んでるんですが、うちの最寄りの空港はデンマークのコペンハーゲン空港で、最寄駅から20分で到着します。空港に近いのは控えめに言って最高です!

 

金曜日の午後1時くらいには仕事を終わらせて、2時には空港、3時の飛行機に乗って4時にはロンドン到着(時差1時間)。そして6時頃から友達とロンドンで夕食みたいなのが普通にできるので、東京から大阪に飛ぶくらいの感覚ですかね。

 

今回は、ロンドンの友達と美味しいご飯を食べに行くのと買い物とオペラを観るのがメインでした。まだまだ駆け出しのオペラファンではありますが、今回はちょっとオペラのことを書いてみたいと思います。

 

英国ロイヤルオペラで観覧するのは確か5回目で『椿姫』『マノン』『コジ・ファン・トゥッテ』、コンテンポラリーバレエに続き、今回は『ラ・ボエーム』でした!英国ロイヤルオペラは少し自分にとっては特別で、東京時代にオペラ好きの男性に1994年に収録されたアンジェラ・ゲオルギューの英国ロイヤルでの『椿姫』のDVDを頂き、そのゲオルギューの美しさに一目惚れ。その後、2010年の東京に英国ロイヤルオペラ来日公演にゲオルギューが出演する!!ということで観にいきました。

 

 

当時、残念ながら来日公演で出演が決まっていたゲオルギューはまさかの降板だったのですが、その時の代役が勢いに乗っていたアンナ・ネトレプコ。ネトレプコのヴィオレッタは、こんな元気に死んで行くヴィオレッタは初めて観るレベルでしたが、彼女の『マノン』は本当に素晴らしかったのを今でも覚えています。その頃からザ・ロイヤル!という感じの英国ロイヤルオペラの豪華な舞台演出や美しい衣装デザインに夢中になり、ロンドン出張がある度に、時間を見つけてはロイヤルオペラに足を運ぶというのが習慣になっていきました!

 

で、先月、そんなアンナ・ネトレプコがウィーンフィルのサマーコンサートで歌うというのが判明!ウィーンもそんな遠くないし行こうと思ったのですが、サマーコンサートはスポンサー席に座れない限り、肉眼で本人をみるのはほぼ不可能。指揮者のヴァレリー・ゲルギエフの視線の送り先とか、手の動きとか肉眼で見れないなら、ビューイングで観た方が恐らくよく見えるし、何時間も並ばなくてもいいのでと思い挫折しました。サマーコンサートのフルビデオが結構上がっていたのですが、さすがに削除されていってますね。それにしてもネトレプコの熟成された迫力がすごいです。ゲルギエフの汗だくぶりにもキュンキュンします!

 

 

私が好きだった頃のネトレプコは ローランド・ビリャソンと『ラ・ボエーム』を歌っていた2007年頃のちょっと生意気そうな感じのある若いエネルギー溢れる感じの彼女でしたが、今は今で貫禄が素晴らしいです。彼女のInstagramでも子供の写真の投稿が多く観ながらほっこりしています。

 

 

で、それでもって今回は、マリア・アグレスタの『ラ・ボエーム』を観に英国ロイヤルオペラに!かなりの正統派美人さんなのに可愛らしさもあるアグレスタ。

 

 

もう英国ロイヤルオペラは5回目ともあり、だいたい席とステージの位置関係がわかってきたのに加え、今回は『ラ・ボエーム』で歌がほとんどわかるので字幕を観なくてもいいので、前列2番目の端の一席をGET!もう歌手の汗だって指揮者のテンポだって見れちゃう最高の席なのです!ちなみに英国ロイヤルはステージのかなり上の方に字幕が出るので、前の席で字幕を見ようとするとかなり首が痛くなります!

今回は殆ど満席に近い状態でした!

 

 

『ラ・ボエーム』!

 

 

コンマスは誰よりも早く席について誰よりも長くオケピにいらっしゃいました!

 

 

前列左端からはこんな感じに見えます!

 

 

今度は最前列中央に座りたい!

 

 

始まる前に仲良くなったあっついあっついオペラファンのおばあちゃまとその家族!このおばあちゃまは今回ロドルフ役のマシュー・ポレンザーニのデビュー当時からの追っかけファン。

 

 

おばちゃま曰く、今回の役は日は短いけど、かなり安定して役になりきれて歌えていたと、涙ながらに語ってくれました。もう息子並に可愛いんでしょうね!

 

おばちゃまはマシュー・ポレンザーニの初期の頃からずっと追いかけをして、世界を旅してるとのこと。もちろん携帯の待ち受け画面はマシューのデビュー当時の写真!今回はわざわざアメリカからロンドンへ。「マシューの公演がどこであっても追いかけて最前列で観るの!!」というかなり熱いおばちゃまに「ブラボー」の掛け声のタイミングがうますぎる息子さん。もうこれは完全の幕間のシャンパンタイムに便乗して、もっとマシューの魅力について聞くしかない!ということでついて行くと、そこにはもっと熱いオペラファンがいて、アメリカからのオペラ大好きな夫妻と中国は北京からロンドンにオペラを観にきた同じ年くらいの女性で、今回のキャストと今後の公演について大盛り上がり!「今度イタリアでこの公演があるのよ!行く?」とか「METの2016年のこれ観た?」「あー観た観た!」っていう地球規模の会話が行われていました。正直どこのオペラハウスに行っても、幕間は一緒に行った人とホワイエでシャンパンを飲みながら感想を話し合うか、一人で混みすぎたトイレに並んでるので終了するのベターな展開なんですが、今回は初めてオペラハウスの中で知り合った人達と意見交換できてちょっとロンドンの社交界な感じの香りがしました。加えて、なんで幕間があるのかの意味もちょっとだけわかった気もします。

 

 

日本でも何度かオペラの来日公演を観に行っていますが、上野の東京文化会館でのオペラの幕間はもう人がどこに行けばいいの?というくらい一階のスペースに人が溢れかえるし、NBSの招待枠のゲストやスポンサーはロビー左手の一般客立ち入り禁止のレストランで身内だけでシャンパンとかなり狭く濃い社交の場になっていて、この二極化が激しく、どちらにいても新しい人と気軽に「あの歌手の追っかけしてるのー!」なんて会話する機会が皆無だったので、今回の経験はかなり新しく嬉しいものでした。

 

ちなみに、このおばちゃまの社交会話力も半端なく「あらーこのドレスなんて素敵なのー!」という会話から始まり、「名前は?」と聞かれて「Miyaです」っていうと、「あらー、オペラ歌手の名前みたいなとっても素敵な名前なのね〜」と。『ラ・ボエーム』の中のMimiの話をしていた流れだったからかわかりませんが、これほど人生で私の名前を最上級に褒めた人は間違いなく、このおばちゃまでしょう。私もこんな素敵な年齢の重ね方をしたいなぁ。としみじみ思ったのです。

 

 

ちなみに、夏はホワイエから気持ちの良いバルコニーにも出られるのも最高です。眺めはいうほどないですが、午後8時でもこの明るさです。

 

 

後半は前半と打って変わって急に悲しくなるシーンの連続で号泣。おばちゃまの話のおかげでロドルフォ役のマシューが超よく見えてしまうという魔法にかかりメロメロに。あぁ私もファンになってしまったよ!おばちゃま!!でもごめん!私はマルチェッロ役のバリトンのエティエンヌ・デュプイ(下記)の声の虜になってしまったよ!

 

バリトンの声を好きになるのは結構自分史上珍しいことなんですが、友達想いのマルチェッロ自体のキャラクターが好きなのと、ロドルフォ役のマシューと本当の長い友達ような雰囲気が舞台上で素敵すぎて完全にやられました。普通にYoutubeに上がってるカラオケレベルの映像でも腰砕ける!!!

 

まとめ!

 

今回は、前列だったのでやはりキャストが生でより近くに観れる楽しみがある分、やはりオケピがすぐそこなのでオケの音がすごく強く聞こえます。とはいえ管楽器ではなく弦楽器側とかだと飛び抜けて聞いていて辛い!という状況はありませんでした。一番最初から最前で観るのはオススメしませんが、慣れて来たらたまには最前列で周りの人たちと意見交換なんてしてみるのも今後ありだなぁ。と思いましたね!

 

 

次は9月か10月のイタリアで『魔笛』を聞きたいのですが、航空券が取れていないので、まだちょっと先の楽しみになるかもしれません。

 

 

そうだ!オペラを聴こう!

 

クラシック好きさん、オペラ好きさんと色々話したいです!