インドは映画のVFXなんか手がけているスタジオも多いのですが、純粋なアニメーションスタジオも増えてきています。
今回ご紹介したいのは「Vaanarsena Studios」アニメーション×インドの文化や歴史コンテンツを手がけるスタジオです。まずは少しそのアニメーションをご紹介!
今回のアニメーションはインドの神様、ドゥルガーのお話。
ドゥルガーはヒンドゥー教の女神で、戦いの女神としても有名です。
トラやライオンに乗っている絵をインドでもよく見かけますね!
戦いの神様ではあるんだけど、
暴力だけではなく、フェミニンな姿での戦い方をするバージョンの話も存在してるとか
このケモノの描かれ方は控えめに言って結構最高な感じです。
そういえば、インドの女神様って強い上に身なりがすごく崇高で、女性としても憧れるというか、崇拝したくなる気持ちもわかります。こう、部屋に絵を飾りたいと思うくらい、それくらい身近に魅力的に感じる神様の存在ってすごいと思うんですよね。私、ヒンドゥー教徒でもなんでもないんですが。
そう、すっかりドゥルガー神の虜になってしまったアニメーションを作ったのが「Vaanarsena Studios」。昔の古い壁画や古紙のような背景に、シンプルだけど力強いコンテの線、瞬きをするのも勿体無いと思うほど、滑らかに流れるようなアニメーションスタイル。キャラクタースタイルもディ○ニーやピ○サーなんかを踏襲していない、結構独自のスタイルだと思います。
こういうインドからしか生まれてこないコンテンツが今後ユニークなローカルコンテンツとして世界中でどんどん盛り上がり、インドのアニメーションスタジオが増え、世界のクリエイティブの幅が増えて行くのだと感じています。
今後、注目のアニメーションスタジオです!