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『シェイプ・オブ・ウォーター』観たよ!ネタバレ含む/ The Shape of Water


映画『シェイプ・オブ・ウォーター』第75回ゴールデン・グローブ賞 監督賞&作曲賞 受賞、ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞2017と評価の高い映画だったので、とりあえず観ました。

ギレルモ・デル・トロ(監督/脚本/製作/原案) は間違いなく好きな監督さんの一人。『パンズラビリンス』から『パシフィック・リム』に至るまで、独自の世界観と色使いに毎回驚かされる監督さんですね。特に『パンズラビリンス』は好きでもう数十回は今でも見返してると思います。

 

『シェイプ・オブ・ウォーター』

今回は、魚人と人間の恋愛モノだったのですが、ストーリーはいたってシンプルでした。獣人や魚人の異形のものと友情モノや、恋愛モノは結構観てるんですが、今回は主人公が大人の女性だったのと、魚人が結構リアルで、そんでもって性的な描写が結構直接的だったので、私の中でのファンタジー感がちょっと「現実」に寄りすぎていて、かなり嫌悪感を感じました。とはいえ『パンズラビリンス』も”現実中のファンタジー”だったので、そう言う現代の中のファンタジーっていうくくりなんだと純粋に思ったのが感想です。

 

 

激似すぎてないか?

2015年に発表されたショートフィルム『The Space Between us』に激似だなって『シェイプ・オブ・ウォーター』が発表された時から思ってたのですが、ただ、魚人や獣人と人間間の恋愛モノや、魚や動物を実験ラボから逃すような話はいくつでもあるので、激似って言われても「んー」としか一般市民としてはいえないです。でもこのショートフィルムは激似です。

 

アートである

映画中のセットは間違いなくアートです。セットの色の使い方、服装、髪型に至るまでのこだわりはもう言うことないです。あとで、メイキング映像を見ていたのですが、実はイライザの部屋の壁に・・・・

実は、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」が描かれていたこと!まさにアートとしての『シェイプ・オブ・ウォーター』!

CGのみでは再現できない、細部までアートリッチな作品はやはり地道な作業の積み重ねなんですね。

 

 

世界観の中にある色

色使いが独特な映画でもあります。基本的に時代設定が冷戦時代だったこともありちょっと暗めの衣装が多いです。特にイライザが掃除をしている研究施設は、白衣にスーツ、清掃員はグリーンやグレーの制服がメインです。打って変わって、金持ちの家は意外に黄色で統一されてたりします。そんな中、イライザが真っ赤なハイヒールや真っ赤なドレスを着ている時には、彼女の喜びや情熱が表されているんだとか。こういうの私は好きです。

メイキングおすすめなので、置いておきますね!

 

 

イライザは人魚だったのか?

映画が始まってすぐに、イライザの首筋に3筋の引っかき傷が見えるバスシーンがあります。私はこの時に多分イライザは人魚だったんじゃないかな?って思ったんですが。そのストーリーは映画中には明かされませんでした。とはいえディズニーの「リトルマーメード」でもアリエルはアースラに「その美声と引き換えに3日間だけ人間にする」と言われ声を奪われていますし、イライザが話せないのももしかしたらそこから来てるんじゃないかな?とか、よく踊ってるシーンが出てくるのも、足ができて嬉しい人魚の記憶だったんじゃないかとか、妄想がめちゃくちゃ膨らむ映画です。

 

 

一人で映画館で見たい映画

彼氏とか友達と見るよりは、一人でしっぽりと映像美と音楽を映画館でじっくり楽しみたい感じの映画でした。

 

 

 

気になる方は是非!