欧米ネタまとめ

海外で日本料理を美味しく食べたい活動を通して私が思ったこと


今回はちょっと真面目な話を少し。私は海外留学時代、どうしても和食が食べたすぎていろんな日本料理屋に行ってはがっかりしてました。

 

学生なので当然毎回5スターホテルで和食を食べられるはずもなく、この頃、自分で作るしかないと悟ったのだけれど

 

自分の海外生活のためにも、海外での日本料理屋の認知とクオリティの底上げは必須だと薄々感じてました。

 

そして2015年、この日本料理文化交流協会を手伝うと決めて、はや3年。

 

フランスやスペインで日本料理技術の講習会を年に数回行っています。

 

(今回も私の経験からの主観です)

 

この講義は、基本、海外の料理学校とタイアップした講義で、すでに現地で第一線で活躍しているシェフや料理学校の今後シェフになる在学生を対象に行われます。

 

 

一般の消費者向けに日本の食文化を知ってもらうイベントやフェスなんかは海外でも増えてきてるのだけど、この講義では食業界従事者やサービス業会従事者に向けて行われる、どちらかというと専門的な講義です。

 

 

私がこの日本料理文化交流協会を通して知ったことは、「近年の和食ブームとそれに伴う危険性」

 

 

前回も書いたんですが、卵や魚を生のまま食べる習慣のある国は多くないです

 

 

和食がブームの流行りに便乗して、全く知識がない人たちが寿司や刺身を調理して食中毒が出ているケースも少なくはないのです

 

 

先日サーモンの刺身が好きすぎてて毎日食べていたら、体の中でサナダムシが育っていた話は瞬く間にバイラルになっていたし

 

 

【閲覧めちゃ注意!】中国で刺身を食べ続けた男性が寄生虫に体を蝕まれていた話なんかは、結構なショックなニュースでした

 

 

魚に寄生しているアニサキス症は日本でもよく発生しており、年間に7,147件と推計(2005年から2011年の年平均)

 

 

予防としては

 

海産魚介類の生食を避けること,あるいは加熱後に喫食すること(60℃で1分以上)が,確実な感染予防の方法となる.また冷凍処理(-20℃,24時間以上)によりアニサキス幼虫は感染性を失うので,魚を冷凍して解凍後に生食することは感染予防に有効である.オランダでは1968年に,酢漬けで生食するニシンを調理前に-20 ℃以下で24時間以上冷凍するよう法律で義務付け,アニサキス症の患者を激減させている.また米国のFDA(食品医薬品局)は生食用の魚について,-35 ℃以下で15時間,または-20 ℃以下で7日間の冷凍処理するよう勧告している.EU(欧州連合)の衛生管理基準では,海産魚類の視認による寄生虫検査を義務付け,生食用の海産魚に関しては冷凍処理(-20 ℃以下で24時間以上)を指示している.

加熱や冷凍以外の方法として,新鮮なうちに魚介類の内臓を摘出するなどの工夫も,感染予防に適用できる.内臓に寄生する幼虫が漁獲後に筋肉へ移行することもあるからである.なお,醤油,わさび,酢がアニサキス症の予防に有効ではないかと期待されてきた.しかし料理で使う程度の量や濃度,処理の時間では虫体は死なない.- 国立感染症研究所

 

とある。それに加えて

 

治療法に関しては,胃アニサキス症では胃内視鏡検査時に胃粘膜に穿入する虫体を見つけ,これを鉗子で摘出する.腸アニサキス症では対症療法が試みられ,場合により外科的処置が施される.なお現在のところ,幼虫に対する効果的な駆虫薬は開発されていない.- 国立感染症研究所

 

そう、幼虫に対する効果的な駆除薬は開発されていない!!

 

衛生観念も高く、生魚を多く食べる日本でも何らかの処理や過程において、食中毒が起こることがある。

 

それが海外で適当に扱われた生魚から食中毒が出ないわけがない

 

 

なので、この日本料理文化交流協会では毎回、魚を扱う時の衛生的な部分をしっかり教えます。水回りやまな板の使い方、魚をさばく時の包丁の種類などもしっかり説明します。

 

 

私は生牡蠣に当たって死にかけてから、海外ではよっぽどオープンキッチンでキッチン内が見えているか、絶対冷凍してると確信できるレストランでしか生物は食べなくなりました。

 

コペンハーゲンは比較的レストランの衛生概念が高く、外部機関による衛生チェックも厳しいので、ちょっとは信頼して食べている部分もありますが。

 

 

ほんとうに

 

世界中で日本料理が安全で安心して楽しめるようになるように

 

地道に活動していきます!

 

Facebookにて海外での活動を随時報告しています!写真も撮らせて頂いてます!ご興味ある方はぜひフォローください!

 

※本記事は私がこの日本料理交流協会を通して感じたことで、必ずしも当協会の意見というわけではありません。

 

そうだ、海外でも美味しい日本料理が食べたいぞーー!