インドネタまとめ

お金で買えないものを見つけに旅に出よう!「ホスピタリティ」と「サービス」


おもてなしジャパン!と自分たちで言い始めてしばらくたちますが、では、「おもてなし」の意味はなんなのでしょうか?

おもてなしとは、心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待接待サービスをすることを言う。「もてなし」に「お」をつけて、丁寧にした言い方である。-Wiki

 

これはみなさんもご存知ですね。それでは英語でいうとどうなるでしょうか?

 

みや
ホスピタリティ

このホスピタリティの語源はラテン語の hospes (客人の保護者)から来ています。意味はホスピタリティバンク研究所から引用すると

 

昔、旅に出かけるのは、だいたい巡礼の旅でした。旅人が巡礼の旅の途中で、空腹やのどの渇きを覚えたり、疲労や病気を患った時に、現地の人たちが旅人に愛の手を差し伸べたことに由来しています。ですから、ホスピタリティというのは、疲れた旅人に対して、無償で飲食のもてなしをしたり、看護を施したり、宿泊施設の提供をしたことにはじまります。これがホスピタリティの語源のはじまりです。

 

ここのポイントは

無償で飲食のもてなしをしたり、看護を施したり、宿泊施設の提供をしたこと

 

です。覚えておいてくださいね。

では対義語はなんでしょう?

みや
サービス

 

このサービスの語源はラテン語のservus(奴隷)です。この言葉から派生して、英語のslave(奴隷)、servant(召使い)、service(奉仕)という言葉になりました。意味は奴隷から来ているだけあり、何かの対価のために成される行為であると言うことです。

 

サービス取引の対象となりうる無形の商品のこと。役務(えきむ)。相手方の時間および手間を肩代わりする概念。-wiki

 

ここでのポイントは、

 

サービスは、なにかをすればなにかが返ってくる。すなわち見返りがある行為

 

だという点です。

ホスピタリティが無償の行為であることに対して、サービスは有償の行為であるということが言葉の概念からみえます。

 

私は日本のこの「おもてなし」と言う表現は「ホスピタリティ」よりも「サービス」に近いと感じていて、海外の人が日本を旅して日本の温泉旅館の女将の対応が良かったとか、タクシーの運転手さんが親切だったとかって、お金を払ってもらっていること前提だと思うんですよね。私も日本に帰ると、綺麗に着飾ってニコニコした女性がカフェで美味しいコーヒーを手渡ししてくれるだけで嬉しいです。

それに対して、逆にインドでは「サービス」よりも「ホスピタリティ」感動することが多いです。一人暮らしだった頃、仕事の同僚の家庭に呼ばれて同僚のお母さんがご飯を作ってくれたり(それから週一でご飯を食べに行くようになった)、ガスが切れた時に大家さんがガスが来るまで、毎日朝ごはんを届けてくれたり。これって何の見返りもなくてただ単に私が困ってるから助けてあげようっていう気持ちだけなんですよね。

 

これって、日本の田舎ではまだあると思います。畑仕事してるおばあちゃんが、「これ大根いっぱい取れたから持っていきな!」みたいな感じだと思います。おばあちゃんは見返りとか何にもなくて、どうせ自分たちで消費できないし、すぐ傷んじゃうから、どうせなら他の人にあげちゃおう。みたいな感じなんだと思います。あとは、田舎道で車が故障して、軽トラのおっちゃん達が、直そうとしてくれたり。これって「ホスピタリティ」だと思います。

私が考えるに、インドの人は、自分の「ホスピタリティ」の気持ちと「サービス」が結びついているケースが少ないんだと思います。それはちょっと海外でも感じることなんですが。

 

「仕事は仕事」「個人は個人」とはっきり線引きがあるからなんでしょうね。

日本だと仕事である「サービス」になんらかの自己実現を重ねて、労働の意味を人生に見出すために、自分の核である「ホスピタリティ」を注入しているケースが多いし、それを搾取している企業も多い。だから余計に仕事に疲弊してしまう人が多くて、持続可能性がなく、使い捨ての「営業スマイル」ばかりが増えてしまう気がします。でもそれが日本の「サービス」を押し上げているのが現状だと思います。

 

インドの「サービス」は低いと言いましたが、とはいえ、インドでもたまにすごくサービスの良いホテルやレストランに出会うことがあります。私はインドの南の方など暖かいところのリゾートでそう感じることが多いのですが「あぁ心から接客してくれてるなぁ。」とかっていうのはやはり私への対応の仕方一つで心の琴線に触れるというか、そういう人の「ホスピタリティ」と「サービス」が無理なくマッチングするような職場環境を作れているのは、やはりオーナーの理念や職場の労働環境にどれだけスタッフが理解して働いているかだと思うんです。

別にインドを擁護するわけではないし、最後の方もうオチどうやってつけようかわからなくなってしまったので、もう強制終了させたいんですがw、結局何が言いたかったかというと

 

サービス(有償)とホスピタリティ(無償)

 

この二つの環境下で、人の態度が違うのはむしろ普通で、引いてみると

 

「愛」はお金で買えない

 

ということです。逆にいえばお金をたくさん払えば良いサービスは受けられるんです。

 

ちょっと最後飛躍しましたがw、お金じゃ買えないもの視点で旅をすると、また違った世界が見えてくるんじゃないかという話です。

 

『お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで』

 
ってマスターカードもインドのCM流してたしね!

 
 
 
 

それではみなさん、良い旅を!

*ホスピタリティについてもっと知りたい方は下記サイトを参照されてください。よくまとまってます。

ホスピタリティバンク研究所