カーマスートラってなんでしょう?
こないだこんな会話がありました
ということで、聞いても教えてくれないので、調べてみました!カーマスートラは1000編からなる分厚い書物で人生における男女の営みが描かれている本!それでは目次を見てみましょう
こ、これは4世紀〜5世紀のインドにおける
恋愛から結婚までのハウツー本!
こういう恋愛取説があるとなんか分かりやすいですよね。で、本を読んでみようとAmazonで検索したのですが、ちゃんとした書籍が見つからなかったので映画を見てみることにしました!その名も
『カーマ・スートラー愛の教科書(邦題)』
ちなみにオリジナルタイトルは『Kama Sutra: A Tale of Love.』まだこっちの方がロマンチック!誰や邦題つけたやつ、出てこい!そして見終わった後の感想は
みや
そんな期待してたシーン全然ない!!
むしろなんていうんだろう、2人の女性の嫉妬渦巻く昼ドラ的なストーリーを、美しく壮大なインドの風景を舞台とし、インドの伝統的な衣装や音楽等の繊細な演出でドロドロな愛憎物語を芸術に昇華させたような映画!美しいシーンがたくさんあります!
それでは見所を5つご紹介!
1、女性が美しい
召使の娘マヤ役のインディラ・ヴァルマ(父はインド人、母はイタリア系スイス人)でかなりエキゾチックなオーラ!叶姉妹でいうと恭子さん。
王家の娘、タラ役のサリタ・チョードリー(両親がインドと英国)は、豊満なバディが美しすぎます。叶姉妹でいうと美香さん。
2、衣装や髪型が独特
全身真珠だったり
鎧のベストみたいなんだったり
すごい髪の毛が盛られてたり
こちらも盛りもりに盛り上がっています。
3、男が全員ダメンズ
基本的に出てくる男が全員ダメンズ。婚約者がいるのに、夜這いかけられてすぐ寝ちゃう国王とか。新婚初夜なのに、別の女の名前を呼んじゃうとか。彫刻家の彼は彼女のことばっかり考えてしまって仕事が手につかないからって彼女に拒絶反応するような態度をとるとか、夜這いかけられて国外追放した女をまた妾(めかけ)に採用して、実妻にストレスかけまくったりと結構ダメンズっぷりが描かれています。ダメすぎなんだけど、「あぁこういう男、現代にもいるわ」ってうんうん見てしまうところも見どころです。
4、美人でもカーストは超えられない?
召使の娘マヤは、女の武器をこれでもかー!と使い王様に夜這いをかけたり、王様がダメになったら他の男に色目使ったりします。カーマ・スートラを学んで男を喜ばせる術を身につけて、他の男に試すような行動をとる。王宮で召使の娘として、王宮の何もかも満たされた人たちを見て育ったせいか、決して現状に満足することなく貪欲に生きようとする。でも全く幸せになれないし、王女には決してなれない。そう、シンデレラストーリーのようにいかないのが現実世界。それがわかってか、わかってないのかどんどん泥沼にはまっていく後戻りできないし、もう行く当てもない・・・という行き場のない苦しさがすごいです。王家の娘タラは王と結婚するも王の浮気により関係は冷めきってしまってますが、腐っても鯛、王女ですもんね。どっちの娘に感情移入するかはあなた次第です!
5、インド舞踊
国王にマヤとタラが踊りを見せるシーンがあります。ここで王はマヤを気にいっちゃうわけなんですが。この舞踊の妖美さといったら、もう。ベリーダンスやサルサの比ではありません。顔の表情の豊かさや上半身と下半身の動き方の組み合わせ。こんなにエキゾチックなダンスがあるでしょうか?私も金持ちになったら若い女の子を呼んでインド舞踊を目の前で踊ってもらいたいです。それくらい素敵です。
ちなみにですが、この映画を見てもあまり『カーマ・スートラ』とは何か?というのは答えが出ません。それに男を魅了するテクニックも学ぶことはできませんでした。今度インドに行って本を買ってこようと思います。DVDはアマゾンでも買えますね!
それではみなさん、愛ある生活を!
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